「家の事(家事)が出来なければ,外(社会)に出ても出来ないよ。」
「家でも,きちんと出来なきゃ外で笑われちゃうよ。」
とよく親や祖母が言っていました。
本当にそう思う。
もっと子供の頃からちゃんとやっておけば良かったとも思う。
ちなみに「家事」というのは「家庭,日常生活を円滑に営むための仕事」。
子供・学生の頃はあまりピンと来なかったけど,社会人になって家事がどれほど重要であるかがよく分かる。
今回は「家事手伝いは社会性が身につく」の理由についてお話ししたいと思います。
「家事手伝い」と「社会人の仕事」は同じ
↓【家事】というのは,
「家庭,日常生活を円滑に営むための仕事」。
↓社会人に必要と言われる「社会」「社会性」というのは,
【社会】
「集まって生活を営む。その集団。」
「人間の共同生活」
「人間の集団としての営みや組織的な営み」
【社会性】
「集団をつくって生活しようとす人間の持つ基本的な性質」
「他人との関係や集団生活をうまくやっていく素質や能力」
【家庭】【社会・社会性】の意味を挙げましたが,かなり共通している。特に子供のうちから身につけておきたい。
「家事手伝い」のメリット
例えば,
家事の全てじゃなくても良いので,何か1つでも親の手伝いをする。
↓
やり方を教わるのでスキルが身につく
(やれば出来るという自信も身につく)
↓
親の負担も減る
(自分が相手にどのように役立っているのかが分かる)
↓
慣れれば,さらに「効率性」「段取り力」「協調性(気遣い・相手の立場になる)」…などを考えながら手伝うようにすれば,自然と基本的な社会性は身についてくる。
↓
最終的には家庭,日常生活を円滑にするために自分はどのように行動すれば良いか?といった全体の流れを読みつつ相手と関わることの大切さを理解していくはず。
もう社会人の仕事とほぼ同じ。
仕事は1人では出来ません。会社や上司,周囲の人と協力しながら行動しなければいけません。たとえ、嫌でも何かしら人との関わることは必ずあります。
社会の中で生きていくには、やはり社会性が必要。
勉強ももちろん大事。だけど「勉強だけすれば良い」とは限りません。
(勉強が苦手な自分が言うのもなんですが。社会人になると身をもって感じます)
社会人になっても「自分の仕事だけすれば良い」とは限りません。
家事手伝いを無意識レベルで出来るぐらいに(朝飯前だぜ!っていうぐらい)身につけておけば後で苦労することも減るでしょう。
なるべく社会に出る前の子供のうちにきちんと身につけおきたい。
「家事手伝い」は社会人になっても役立つ
改めて、親や祖母が言っていた
「家の事(家事)が出来なければ,外(社会)に出ても出来ないよ。」
「家でも,きちんと出来なきゃ外で笑われちゃうよ。」
はかなり大事なことを言っていたのだと分かった。(今になって)
ちなみに私、家事手伝いをして「お小遣いをもらう」「褒められる」と言ったことは特にありません。
ただ「ありがとう」と感謝の言葉は言ってくれます。
お小遣いをもらわなくても,褒められなくても「これくらい当然だぜ!」っていうぐらいに思っておけばカッコいいのかもって。
褒められなくても,特に怒られるようなことが無く,普通に全体が上手く回っているのなら安心,信頼されている証拠だと思っております。
決して「家事をやりなさい」という意味ではありませんが、「家事」の中にも何かしら通じるものがあるという意識を持つと「面倒な作業をさせられている」→「家事をすることでプラスになる(自ら能動的に行動するようになる)」に変わるかも知れません。
まとめ
今回,なぜ「家事手伝いで社会性が身につく」をテーマにしたかというと,キッカケは私の親。
子供の頃から家の事(家事)をやりながら勉強もやってきたので,やはり仕事がデキる人。(尊敬。)
家事手伝いをして損することはないと思う。自分にとっても周囲にとってもプラスになることだと思う今日この頃です。
ありがとうございました。